私たちは、平和を愛し、豊かな人間性を持った子供たちが健康で健やかに育成されることを願って、教材の開発や供給を通じ創造の心で社会に貢献致します。
- スーパー土だんご作成キット
- 作り方
- 鑑定基準
スーパー土団子づくり説明書
step1粘土を丸める
材料を手のひらで丸める。片手を皿のように少しすぼめ、その上に材料である粘土をのせ、もう一方の手を材料にかぶせ、ゆっくりとやさしく材料を丸める。
- 材料の大きさを決める
- 粘土を丸めだんごにする(所要時間1分程度)
step2だんごを固める(所要時間 1cm大の場合30分程度、2cm大の場合60分程度)
丸めた材料を引き続き手の平全体を用いて軽く丸める。手の平全体を使う事で材料に含まれている水分を体温で蒸発させることができ、早くだんごが固くなる。だんごが固くなったかを確認する方法は、机などの固い場所に軽くだんごをぶつけ音で判断する。だんごがやわらかい場合は音がしないか「ドンドン」といった鈍い音がする。だんごが固い場合は「トントン」、「コンコン」、「カンカン」という順に乾いた音がする。次の手順に移る基準は「カンカン」という音がしてだんごが固まってからが理想的である。音を確認する際に机などに強くぶつけるとだんごが変形してしまうので軽くぶつけるように注意する。また、だんごを丸める際には力が入らないように注意する。力が入ると亀裂が生じやすくなる。
亀裂が生じてしまって、だんごがまだやわらかい時は下の左図のように水を用いず人差し指で亀裂の部分を優しく撫でて亀裂をふさぎ修復する。もしだんごが固くなってから亀裂が生じた場合は、下の右図のように人差し指の先に極少量の水をつけ亀裂を撫でることで亀裂周辺の粘土を溶かして亀裂を修復する。水をつけて亀裂を修復した際には水をつけた部分が乾くまでそのままの状態で待つ。水をつけた部分が乾く前に丸め始めるとやわらかくなった箇所から亀裂が生じやすくなる。
step3だんごを光らせる(磨く)(所要時間 1cm大の場合15分程度、2cm大の場合30分程度)
だんごが乾いて固くなったら下図のようにプラスチックの容器や蓋を用いてだんごを磨き光らせる。磨く道具はアルミ缶やスプーンといった表面の凹凸が少ない金属でもよい。
だんごを磨く際のコツは、磨くものを平らな面に置き、片方の手で固定し、もう一方の手でだんごを持ち、少し力を加えながら狭い範囲ずつだんごを磨いていくことが望ましい。表面が滑らかになっただんごは蛍光灯や太陽光が反射する。だんごの表面全体が光沢を発したら完成である。
- だんごを磨く道具を変えた場合
-
- 缶を用いる
- ビニールを用いる
色付きの缶を用いて磨くと、缶の表面の塗料がだんごの表面につき色付きのだんごを作ることができる。スプーンなどの金属を用いた場合は黒光りをしただんごができる。しかし、この方法は信楽粘土など元々の材料の色が黒いものには適しているがテラコッタや赤い紫砂では出来上がりが汚くなる。ビニールを用いた場合はプラスチックを用いた場合と同じようなものが出来上がる。
スーパー土だんごづくりの注意点
工程 | 注意点 |
---|---|
丸める |
|
固める |
|
光らせる |
|